コスパ最強商品ブログ

平凡サラリーマンが独断と偏見で判断

【コスパ】エンジンオイル【品質重視】

愛車を長持ちさせたい。メンテナンスもしっかりしたい。でもなるべく費用は押さえたい。
そんな車を愛する人向けの内容になっています。
 
まず最初に商品の紹介をします。
Shell HELIX ULTRA(シェルヒリックスウルトラ)5w-40です。

 

なぜShell HELIX ULTRAなのか。

「鉱物油」と「合成油」

エンジンオイルを選ぶ際に品質を見分ける方法として「鉱物油」と「合成油」の大きく2つに分けられます。

品質が低いエンジンオイルは「鉱物油」

品質が高いエンジンオイルは「合成油」

となっています。

 

なるべく車に良いエンジンオイルを探していくとどうしても
「合成油」や「100%化学合成油」から選ぶことになります。
 
しかし、厄介なのがこの「合成油」「100%化学合成油」の基準が広く複雑化している事です。
(以下「合成油」と記載します。)
 

品質の見方(グループとは?)

そもそもエンジンオイルは品質によってグループⅠ(低品質)~グループⅤ(高品質)に分類されています。
 
「鉱物油」はグループⅠ~グループⅡ。
「合成油」はグループⅢ~グループⅤに該当します。
 
グループⅣとグループⅤは合成油で間違いなく高品質です。
 
問題はグループⅢです。
 

グループⅢ

アメリカで色々な経緯があったようですが、結果として鉱物油ベースにも関わらず合成油と表現されることがOKとなりました。
理由としては精製技術の向上により、性能が化学合成油に匹敵するようになったかららしいです。
どう表現するかはメーカーの判断になるため「合成油」標記の商品が数多く出回っています。
もちろんグループⅢにも基準があり最低ラインをクリアしている商品だけが「合成油」標記になっています。
 
じゃあグループⅣ以上を買えばいいのかと思いますが、非常に高額でありなかなか手が出しづらい。
 
価格と品質のコスパを考えると玉石混交状態のグループⅢから商品を探すことになります。
 

「XHVI」と「VHVI」の違い

グループⅢで数多く出回っている商品はVHVI製法によるものです。
VHVIは鉱物油に水素化精製処理を施したもので厳密に言えば鉱物油になります。
そのため激安の商品もありますが品質的に大丈夫なのか不安があります
 
ここで紹介しているShell HELIX ULTRA(シェルヒリックスウルトラ)の製造方法はちょっと違います。
天然ガスを使用したシェルが独自の化学合成油 Shell XHVIが使用されています。
 
ここで注目すべきはVHVIではなく「XHVI」であること。
 
どちらも大きな枠組みでみればグループⅢに属しています。
しかし、その違いはベースにあります。
「XHVI」は天然ガスをベースとして液体化されたものです。
硫黄分を含まず、飽和分も100%なので、実質的にグループⅣじゃないかという声もあるようですが、
原料を地中から算出しているということでグループⅢらしいです。
 

安全データシート(SDS)

個人的に重視したのがエンジンオイルを詳細に分析している安全データシート(SDS)の存在です。
他商品の安全データシートは労働安全衛生法の通知対象物質が概ね「鉱物50%」前後の数値です。
Shell HELIX ULTRAは「鉱物1-10%」となっており鉱物の割合が非常に低くなっています。
ただ、安全データシートの読み取りが正しいのかはわかっていません。
個人的に良さそうと思っています。(素人判断です。)
ちなみにグループⅣのベースであるPAOはShell HELIX ULTRAに使われてはいません。
 
このことからグループⅢの中でより品質が良くかつ価格も抑えられる商品だと判断しました
Shell HELIX ULTRA(シェルヒリックスウルトラ)5w-40

 

そこまでこだわりが無い人向け

最後に車にそこまで興味が無い人には次の2点をお勧めします。
安ければ何でもいいと言う人はホームセンターのプライベートブランドが激安です。(自己責任でお願いします。)
全部お任せしたい人はお金を惜しまずディーラー交換してください
 

注意事項

※ご利用中の車によって適合・不適合があると思われす。
 十分にお調べた上で利用してください。
 故障等は自己責任となりますのでご了承ください。